FC2ブログ
プロフィール

TMU高大連携室スタッフ

Author:TMU高大連携室スタッフ
東京都立大学、高大連携室のブログ。イベント情報や、高大連携室でのできごとなど、活動記録を中心に掲載します。所属する教員・学生スタッフがそれぞれの視点からつづります。
E-mail:koudairg@tmu.ac.jp

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

TMU高大連携室のスタッフブログ
~活動記録とお部屋でのできごと~
院生スタッフに聞く その5-3 「こころに残っている保護者に言われたことば」
こんにちは。
院生スタッフの佐伯です。

「院生スタッフに聞く」の5-3回目です。

今回のお題は「こころに残っている保護者に言われたことば」です。
回答してくださるのは文化基礎論の武智、分子物質化学の吉良です。

よろしくお願いします。

——————————

こんにちは。院生スタッフの武智です。今回は「こころに残っている保護者に言われたことば」を紹介したいと思います。

私は母に言われた「人はそれぞれのペースで成長していく。人と違っても、自分の速さで進んでいければ焦る必要はない。」という言葉を大事にしています。

小さい時、私は色々なことにとても時間がかかる子供でした。同じ学年の子に追いつくには他の人より努力しなくてはならず、それでもある年齢までは敵わないことが多々ありました。ある程度の年齢になり、勉強などで遅れを取らないようになっても、人間関係や精神的なことで壁にぶつかることが多くどうして自分は色々なことにいちいち立ち止まってしまうのだろうと思っていました。そのように悩んでいる時に母がかけてくれた言葉がこのことばでした。

学校という組織に属していると、「学年が上がること=成長」と思いがちですが必ずしもそうではないのだと思います。逆にそれに甘んじていては内面的に成長できないままで社会に出てしまうこともあるのではないでしょうか。

母がかけてくれた言葉は、自分という人間を受け入れさせてくれただけでなく、受け入れた上で自分の力でいろいろなことを乗り越えていかなくてはならないことを教えてくれました。なので私は辛いときだけでなく、時には自分を律するためにもこの言葉をよく思い出します。

——————————

こんにちは、院生スタッフの吉良です。

私の「こころに残っている保護者に言われたことば」は
「あなたを誇りに思う」です。

中学2年生のとき、推薦で高校受験をするために、何か検定を受けようと考えました。
6年間水泳をやっていたのもあり、親からの紹介で水泳検定を受けることにしました。
現役時代の記録では合格タイムを越していたので、ブランクがありましたが一番上の級を受験することにしました。
そして当日、辰巳国際水泳場で久しぶりに50mプールを見て、一気に緊張したことを今でも覚えています。
検定種目は2個メ(200m個人メドレー)(バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形の順で泳ぎます)
折り返しは両手で壁にタッチをしなくてはいけないなど、水法が色々あり、それを守らなくては失格となるため、必死に脳内シュミレーションをしていました。
しかし、私は肝心なアップを忘れてしまいました。プールサイドで検定の順番待ちをしているときに思い出し、そのときは別にいいかという気持ちでいました。
そして悲劇が起きました。まず、飛び込みでゴーグルがずれ、水がゴーグル内に入り、ゴーグルの意味を全くなさなくなりました。
次に、アップをしなかったためか、脚と背中の筋肉が硬直してしまい、筋肉痛の更に辛い状態になってしまい、泳ぎ続けることがほぼ不可能な状態になってしまいました。
痛くて辛くて、しかも視界も悪いため、真っ直ぐ泳げているのかも分からず、このまま立って検定を失格になろうかと考えました。
しかし、私は諦めませんでした。もう泳げているのかよく分からないようなスピードで、200mをなんとか泳ぎ切りました。
終わった時、私は全く力が入らない状態だったため、スタッフにプールから引き上げられ、救護室に連れていかれそうになりました。しかも、会場から拍手が湧き上がり、私は死ぬほど恥ずかしかったです。
それ以上に、こんな醜態を晒してしまい、親に怒られるのではないかという恐怖でいっぱいで、しばらく更衣室から出られませんでした。
意を決して更衣室から出て、親の元に戻ったら、親は泣きながら私を抱きしめ、「よく頑張ったね、あなたを誇りに思う」と言ってくれました。私は拍子抜けし、全てが解放され、私まで大泣きしてしまいました。

親は、私があそこまで根性があると思わなかったみたいで、諦めない姿に感動したそうです。この言葉に本当に救われて、笑顔で会場を後にすることが出来ました。
この経験は、私の人生の中で、5本の指に入る辛い経験でした。しかし、親がちゃんと私のことを理解してくれているのだと再確認する良い機会となりました。
塩素の匂いを嗅ぐたびに、この出来事を思い出してしまいます。

——————————

いかがでしたでしょうか。

院生スタッフに聞いてみたい事がありましたら、気軽にコメントで質問してくださいね。