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プロフィール |
Author:TMU高大連携室スタッフ
東京都立大学、高大連携室のブログ。イベント情報や、高大連携室でのできごとなど、活動記録を中心に掲載します。所属する教員・学生スタッフがそれぞれの視点からつづります。 E-mail:koudairg@tmu.ac.jp
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かわいい子には旅をさせよ |
こんにちは!高大連携室院生スタッフの市川です。 だんだん気温も下がって過ごしやすい日々になりましたね。夏が終わって秋がやってきた感じがします。 高校生の皆さんはすでに夏休みが終わって文化祭や体育祭といった行事が行われている高校も多いのではないのでしょうか。 大学生はというとまだまだ夏休みです。大学の夏休みってとっても長いんですよ! だからこの時期にボランティア活動にいったり、インターンシップにいったり、自主研究に勤しんだり、、、有効活用するんです。私も学部生時代には自主研究やインターンシップを行いました。 他にもこんな経験をしている人が、、、高大連携室には院生スタッフの他にSA(スチューデントアシスタント)と呼ばれる活動のお手伝いをしてくれる学生がいるんです。その中の1人が今、スウェーデンに長期留学に行っているので帰ってきたらブログ書いてもらおうかな。。。と企んでいます笑 留学に興味をもっている方は多くいらっしゃると思います。きっと留学ではなく単に海外に憧れをもつ方も沢山いますよね。私も留学、海外にとても興味がありました。(英語は得意とは言えないですが泣)。今日のブログは私の留学経験を書こうかと思います。
海外の研究や大学を見て学んでみたい!英語でいろんな人と交流してみたい!そんな気持ちから留学が始まりました。 大学が行っているプログラム「かわいい子には旅をさせよプログラム」とやらに参加しました。名前がおもしろいですよね笑 当時学部4年生、研究室に所属した年です。留学先はアリゾナ州立大学、私の研究室の先生と共同研究している先生のラボに所属させてもらい12月から1カ月間留学しました。研究の面倒も見て下さる研究員の方のおうちにホームステイさせていただきました。この方が日本人だったのですが、おうちでも英語で会話してくださったり、英語に慣れるように本なども貸して頂いたり、アメリカの文化についてもたくさん教えて頂きました。
アリゾナってどこにあるか知ってますか?多くの人は熱そうなところをイメージすると思います。アリゾナはアメリカ南部にあり、メキシコに接した州です。カウボーイとかサボテンとかグランドキャニオンとかが有名ですかね。アリゾナにはサンフランシスコ経由で乗り継ぎ上陸しました。サンフランシスコでの入国審査で英語が通じなさすぎで二次審査まで連れてかれ大変でした泣
何はともあれアリゾナに到着したのですが、空港から出てみると見たことのない世界が広がってました笑 私は生物系の専門なので日本では見られない植物や動物を見てとても興奮しました。特にサボテン!食べれるんですよ!ねばねばしてておいしかったです(個人的感想なので参考にはしないでください笑)
    
そして初めてアリゾナ州立大学に行った日、研究室のある施設に入るためのIDを発行しました。目を認識するシステムなんですよ!日本ではこんなセキュリティーの厳しい施設に入ったことがないので新鮮でした。IDが発行されるまで研究員の方が保証人?みたいな形になって入れるシステムだったのですが、年齢確認を何度かされました笑 16以下か?って笑 16以下だとなんかダメなんですかね? でもまあ日本人は幼く見えるのでしょうがないですがとりあえずover 20 って言ってパスポート見せました笑
あと施設に行って思ったことはいろんな人種がいるんです!日本の大学だとクラスのほとんどが日本人で留学生が何人か、、、という感じだと思うんですが、アメリカはほんとにいろんな人がいた!大学のシステム自体も日本とは大きく異なるように感じました。研究室の中に学生が少なかったんです。これは大学やラボによっての違いかもしれませんが日本だと卒業研究のために研究室に所属します。でもあちらでは授業などで出会った学生をいいなと思ったら雇ったり、授業として研究室に所属するらしいです!私が留学にいっていた時期はむこうではテスト期間とクリスマスなどが被ってしまい学生とお話しする機会は少なかったですが、彼らの自発的活動にとても刺激を貰いました。あちらで研究を頑張れたのは彼らに良い刺激を貰ったからだと思います。あちらでの研究は日本ではやったことのないチャレンジでした。初めは失敗ばかりで上手くいかないことが多かったです。面倒を見てくれる研究員の方に何度も教えて頂きました。英語も初めはまるで片言で日本人だから理解できる英語(日本人英語?)でネイティブスピーカーには上手く意思を伝えられてなかったのがとても悔しかったです。
   
それでも沢山の人が声をかけてくれ、英語で話す機会が増えるうちにヨーロッパ人(あちらでよく一緒にいた人)が簡単に理解できるレベルにはなっていきました。何言ってるかわかるよ!英語良くなってるね!っていわれた時は本当にうれしかったです。その頃には研究も自分なりに噛み砕いてやっていけるようになり、帰る頃には成長している自分を感じることができました。
海外の研究や大学を見て学んでみたい!英語でいろんな人と交流してみたい!そんな気持ちからはじまった留学でしたが不安や沢山の苦戦や経験がありました。正直留学を甘く見てたなと思います。でも留学で経験したいいことも悪いことも全てが成長につながったと思います。沢山の経験、さらに自ら行動すること、自発的に活動することが今後の成長のために必要なことだと私は思います。
留学に憧れている方、大学に入学後素敵な経験が出来ることを願っています。
====おまけ==== アリゾナの文化についてちょっとした写真と説明を書いときます。私が訪れたのは12月であちらも冬だったので日本ほど寒くはないですし、むしろ春みたいにあったかくて過ごしやすかったです。 また、クリスマスと新年もかぶっていたので教会にいったり、ニューイヤーズパーティーにいったりしました。
 あとは電車にのってネイティブアメリカンの博物館に行って文化を学びました。衣装とかは日本の弥生時代の民族衣装と似てるなーって思いました。
     また、ちょっと遠出してセドナと呼ばれる観光スポットにも行きました。レッドロックとか、ネイティブアメリカンのお城とか見てきました。
  あとは食べ物!メキシコが近いこともあってメキシコ料理多かったです。アジア系の料理も多かったイメージですが笑 まるで日本のチョコバナナのようなチョコリンゴがありました。食べごたえおよびチョコがすごかったです笑 すごい太りそうなもの(チーズと油がとにかく多い)ばかり食べていたので1カ月で激太りするかなと思ったんですが、1食が重すぎて一日1食しか食べれず逆に痩せるという奇跡が起きました笑
 
これからもいろんな経験を紹介していきたいと思います。
院生スタッフ 市川
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