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TMU高大連携室スタッフ

Author:TMU高大連携室スタッフ
東京都立大学、高大連携室のブログ。イベント情報や、高大連携室でのできごとなど、活動記録を中心に掲載します。所属する教員・学生スタッフがそれぞれの視点からつづります。
E-mail:koudairg@tmu.ac.jp

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TMU高大連携室のスタッフブログ
~活動記録とお部屋でのできごと~
院生スタッフに聞く その4-1 「あなたの研究内容を紹介してください」
こんにちは。
院生スタッフの佐伯です。

「院生スタッフに聞く」の4-1回目です。

今回のお題は「あなたの研究内容を紹介してください」です。
回答してくださるのは経営システムの大西、分子物質化学の吉良です。

よろしくお願いします。

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こんにちは。高大連携室院生スタッフの大西です。今回は自分が今やっている研究を簡単に紹介します。まずなぜ研究をするかというと、楽しいからという理由以外には、学会などで発表することで自分の知見を広げられるからだと私は考えています。

大学院では大学内で研究を発表する以外に、学会で発表をすることができます。学会では意見をいただいたり、他の発表者の研究も見ることができるのでとても面白いです。自分の専門分野以外でも「なるほど」と思わせるような研究がたくさんあり、それが自分の能力を引き上げる原動力になることもあります。私はある学会で見た発表のおかげで、TVを見る時に内容だけでなく魅せ方にまで興味を持つようになりました。学会だけではなく常にアンテナを張ることが大切だと思います。

私は学部生時代と院生になった今とでは研究内容を大きく変えました。学部生時代は正直研究というものがどういうものかわかっておらず、商品や作品を生み出す事だけが研究だと勘違いしていました。しかし実際は仮想的にシミュレーションを行ったり、既存の研究成果にアレンジを加えたりするなど自分のやり方次第では色々な事ができます。事実私の研究室では仮想のネットワーク環境を作成するなどの研究を行っている学生もいます。しかし私は研究成果が自分の目に見える研究をしたいと思ったのと、普段の実生活に活かせる内容にしたかったので、研究室でも同系統の研究を行っている人がいる「画像処理」関係の研究を今はしています。
その中でも私は写真などから指定した領域を上手く抜き出す研究をしています。最近では色々な携帯アプリなどがあって画像編集も簡単に出来るようになりましたが、自分の研究が一般の人にも利用されることになったら嬉しいです。

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こんにちは。
院生スタッフの吉良です。

私は、両親媒性分子の研究を行っています。
両親媒性分子とは、水に溶けやすい親水基と油に溶けやすい疎水基を持った分子のことを言います。水に対して正反対の親和性を併せ持つこの分子は、水と油を混ぜる機能を持つため、身近なところでたくさん活用されています。油汚れを落とす石けんなどの界面活性剤が代表的なものですが、マヨネーズや生クリームなどの食品、化粧水やファンデーションなどの化粧品、軟膏などの医薬品、水性塗料など幅広い分野の商品に使われているのです。ところがこれだけ実用化されているにもかかわらず、両親媒性分子集合体の基本的な構造に関しては不明な点が多く、特に構造が変化していく途中の過程についてはあまり研究されてきませんでした。最近ようやくその特徴が解明され始め、注目されています。
両親媒性分子集合体の特徴の一つに、水中で界面(二つの物質の境の面)を形成し、特有の形を作ることが挙げられます。水の中にある油分を見つけると、両親媒性分子の疎水基の部分が油にくっついて内に向き、親水基が外に向く形となり、ここに界面ができます。その時の疎水基や親水基の大きさのバランスによって、形が変わってくるのです。親水基が大きく疎水基が短いものは、球状のミセルを作りますが、親水基が小さくなったり疎水基が長くなると、棒のように長くなる棒状ミセルや、それらが融合したネットワーク状のミセルを作ったり、膜になったりすることもあります。
複雑な形をとる両親媒性分子集合体の構造を知るためには、対象にさまざまな波長のビームをいろいろな角度で当てることで、その形を浮かび上がらせる「散乱法」という手法が適しています。光学顕微鏡で見える範囲から、可視光、X線、中性子線など波長が異なるビームを照射した測定により、10のマイナス3乗からマイナス8乗mという幅広い範囲の物差しで構造を知ることができます。このように物質の実態を正確に把握していく基礎研究から、物質の新しい活用方法も生まれてくるのです。

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いかがでしたでしょうか。

みなさん色々なことを研究していて面白いですね。
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