FC2ブログ
プロフィール

TMU高大連携室スタッフ

Author:TMU高大連携室スタッフ
東京都立大学、高大連携室のブログ。イベント情報や、高大連携室でのできごとなど、活動記録を中心に掲載します。所属する教員・学生スタッフがそれぞれの視点からつづります。
E-mail:koudairg@tmu.ac.jp

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

TMU高大連携室のスタッフブログ
~活動記録とお部屋でのできごと~
大学での留学について
こんにちは。高大連携室スタッフの山本です。
所属は本学大学院の都市環境科学研究科観光科学域で、修士課程2年目です。

さて、みなさんは留学って興味ありますか?
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)による調査によれば、2016年日本から留学した学生は約96,641人、その数は年々増加傾向にあるそうです。
高大連携室にも「大学に入ったら留学してみたい」という思いを持つ方が多くいらっしゃいます。
私自身、大学2年の時に1年間休学してオーストラリアに語学留学し、英語だけでなく、世界中の様々な文化や考え方に触れました。この経験は留学しなければできなかったものだと思いますし、留学を通じて成長できた実感もあります。

では、留学はした方が良いのでしょうか。
私個人の考えとしては、絶対に必要ということはないと思います。
むしろ、軽い興味や留学への憧れだけで留学するくらいなら、しない方が良いかもしれません。

留学には多くのお金が必要です。
加えて、時間もとられます。「留学先の大学で言語も学びながら単位もとって遅れずに卒業したい。」という方も多いですが、実はこれもかなり難しいです。大抵の場合は1年遅れて卒業になり、働き始めるタイミングも1年以上遅れてしまいます。
さらに、今世界を見渡した時に、日本より治安がいい国はほとんどありません。言語が通じず、万が一のことが発生した時にすぐに対応できない場所に長期間滞在するには相当の覚悟がいります。

それでも、どうしても留学したい!という方に、私がぜひ考えてほしいのは、
 ①留学の目的は何か、留学後にどんな自分になりたいのか
 ②留学してやりたいことは日本では本当にできないのか
の2点です。
どちらも留学を有意義なものにするためにしっかりと考えておく必要がある項目です。

例えば、「英語を学ぶために留学したい!」と思ったとします。
この時、ぜひもう一歩「なぜ英語を学ぶの?」「なぜ日本で学ぶのじゃダメなの?」と自分に問いかけてみてほしいのです。
たしかに英語は今非常に必要とされている言語です。でも、重要なのは「あなたが英語を学んでどうしたいのか」だと思います。使える場を意識できなければ、どんな単語や文章あるいは能力に力を入れればいいかわからず、結果的に一般的な会話能力がついて終わり、その後使わず時間が経てば英語力も落ちてしまうかもしれません。
加えて、日本でも英語の勉強はいくらでもできます。現在は様々な参考書が出ていることに加え、ユーチューブなどで海外のメディアを視聴することも可能です。そのほか、入学した大学に留学生が多ければ、国際交流サークルなどに入るのも手かもしれません。

じゃあ留学はしない方が良いのか?というと、それも違います。さきほどの2つの質問に照らし合わせてどうしても必要だと思えば、ぜひ留学するべきです。
例えば、「将来世界中の人と意見交換をするような仕事がしたい。そのために、実際に海外の人と話しながら実践的な英語が学びたい」と考えるなら、日本より、海外の方が良いかもしれません。
また、「私はロシアの文学に非常に興味がある。でも、日本にはロシア語を学べる場所が少ない。現地の文化もちゃんと理解した上で、原文で大好きな本を読んでみたい」といった場合にも、ぜひぜひ留学した方が良いと思います。
こうした明確な目的意識は、留学中の自分の方向性を決める指針となるだけでなく、留学前に親や周りの人を説得する材料にもなります。そして、留学中に感じる全てが自分の成長につながる感覚を持てれば、それはとてもかけがえのないものです。

最後に、大学で留学するメリットを挙げておきます。先程散々「留学しなくても良い理由」を書きましたが、大学生だからこそ留学した方がよいということもあります。
・自由な時間が多い
最初に「時間がとられる」と書きましたが、時間をとることができるのも大学生の時だけです。社会に出れば、長期間海外に滞在して勉強することは難しくなります。
・大人なので行動範囲も広がる
高校での留学に比べ、大学での留学では行動の幅がぐっと広がり、それに付随して学べることも増えます。勉強をするだけでなく、友達と旅行したり、ご飯を食べにいったり(あるいは飲みにいったり)することも、誰かの許可を得る必要はほとんどありません。その分責任がともなうともいえますが、社会の一部として生きる良い経験となることはまちがいありません。
・大学の留学制度を利用することができる
現在は留学制度を整えた大学も多くなってきました。首都大もその一つで世界中の大学と提携して、交換留学などもできるようになっています。大学の制度が使えれば、より手に届きやすい値段で、安全に海外の大学に行くことができます。

留学したいと思う高校生のみなさま、まずは留学と自分の目的についてじっくり考えるところから始めてみて下さい。
そしてもし行き詰まったら、高大連携室のスタッフに相談してみてください。喜んでみなさんが考えるお手伝いをさせていただきます。
首都大の留学制度について気になったら、国際センター(http://www.ic.tmu.ac.jp/)も訪ねてみてくださいね。

(写真は留学中の山本。ウルルに一人旅しました。)
山本留学

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://koudaitmu.jp/tb.php/230-de6fd890
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)