FC2ブログ
プロフィール

TMU高大連携室スタッフ

Author:TMU高大連携室スタッフ
東京都立大学、高大連携室のブログ。イベント情報や、高大連携室でのできごとなど、活動記録を中心に掲載します。所属する教員・学生スタッフがそれぞれの視点からつづります。
E-mail:koudairg@tmu.ac.jp

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

TMU高大連携室のスタッフブログ
~活動記録とお部屋でのできごと~
私が行いたい数学教育~前編~
こんにちは、高大連携室院生スタッフの上野です。
修士2年数理情報科学専攻いわゆる数学の研究をしています。
来年度から中学校、高等学校の数学教師になることが決まりました。私の実践したい授業について、4点述べたいと思います。
しかし、分量の関係で今回は基本的な2点にとどめ、残り2点は次回述べることにします。

 1点目を述べる前に、私が教育実習で体験したことをお話しします。受け持ったのは、中学3年生の習熟度別クラスで一番数学が苦手なクラスでした。三角形の相似を一から教えなければならず、最初の授業で相似という概念を説明する際に、「拡大・縮小」という言葉を使って説明しました。しかし、子供たちの反応はいまひとつ。みんなの頭の上には「はてなマーク」が浮かんでいました。どうしようと思って、担当の先生に相談したところ、「拡大・縮小とか言葉が難しすぎる。相似って一言でいうとなんなの?」と聞かれ、確かに一言でいうと難しいなと思いました。担当の先生に「形が同じってことだよ」と言われ、なるほど!と思いました。こういうぱっとした簡単かつイメージしやすい説明こそが子どもを納得させるのに必要なスキルなのかと思いました。生徒も理解した様子で、その先にある「三角形の相似条件」にも入りやすかったです。すなわち、私が実践したい授業の1つは「簡単かつイメージしやすい説明」です。
 では、説明が簡単だとどのようなメリットがあるでしょうか。それは、十分な演習時間をとることができることです。2点目は、「豊富な演習」です。先生が一方的に話すよりも、生徒が演習をこなしていくうちに、定理や公式のありがたみがわかったり、新たな気付きを得ることの方が教育的な意義が多くあると考えます。

 以下は、私が「正負の数」において行いたいと思っている授業で、多くの演習が取り入れられているカリキュラムです。

正負の数 指導案 2-1正負の数 指導案 2-2
正負の数 指導案 2-3正負の数 指導案 3-1
正負の数 指導案 3-2正負の数 指導案 3-3

板書をメモすることも重要ですが、上のように正負の数の足し算に関する演習の時間を多くとりたいと考えています。
また、以下は板書計画です。

正負の数 ノート1
正負の数 ノート2

正負の数の足し算において、足される数を「最初にいる場所」、足す数を「右または左への移動」としてとらえて、足し算を一目でわかるようにビジュアル化します。これが簡単かつイメージしやすい説明だと思います。
また、正負の数の足し算はどの順番、組み合わせで足しても結果が同じであることを違う生徒に解いてもらって、正負の数の足し
算における「交換法則」「結合法則」をみんなで認識します。
さらに、小数や分数にも範囲を広げて計算力を磨くことも重要なので、そのための豊富な演習量です。
トランプカードのゲームをやってみても面白いかもしれないですね。赤がプラス、黒をマイナスの数として友達のカードの引き合いをして、最も数が大きい人が勝ち!楽しんで感覚的に正負の数に親しむことも大切だと思います。時間の許す限り、そういうことも取り入れてみたいです。

1点目、2点目はあくまで先生が生徒に「やってください」と指示して生徒にやらせるものであり、いわば生徒にとっては受動的なものです。次回は生徒が自ら興味を持ち、身の回りの数学についてアプローチしていくような授業を展開する方法を考えていきたいと思います。

載せる分量の問題で授業プリントまでは載せることができなかったことをお許しください(ノ_<)
何かご意見ありましたら、Twitterなどでお願いします。


コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://koudaitmu.jp/tb.php/234-16b4bc2d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)